秩父荒川の清雲寺といえば、樹齢600年を超えるしだれ桜が有名です。
埼玉県の天然記念物にも指定されていて、毎年3月末から4月上旬にかけて多くの人が訪れます。
境内にはしだれ桜が約30本集まっていて、これだけの規模でしだれ桜が揃う場所は全国的にも珍しいスポット。
桜まつりの期間中は駐車場待ちや周辺道路の渋滞が発生しやすく、週末のピーク時には駐車場に入るまで数十分かかることもあります。
当記事では、駐車場の場所や料金、混雑しやすい時間帯、スムーズに楽しむためのポイントを整理しました。
2026年のライトアップ情報や見頃の時期についてもまとめました。
秩父荒川清雲寺のしだれ桜まつり駐車場・渋滞回避のポイント
見ごろを迎えた清雲寺のしだれ桜がライトアップされています🌸
— 秩父市 (@chichibucity_) March 27, 2026
水が滴る桜も魅力的です✨
明日3月28日(土)、4月3日(金)と4月4日(土)もライトアップする予定です。
詳細は秩父観光なびをご覧ください。 https://t.co/vLahf4IVor#清雲寺のしだれ桜 #しだれ桜 #ライトアップ #秩父市 #chichibu pic.twitter.com/TdPIQEWMYq
【清雲寺しだれ桜】3/27(金)撮影
— 秩父市観光課 (@chichibukanko) March 27, 2026
本日よりライトアップです✨
樹齢600年の桜をはじめとしたエドヒガン桜が満開の見頃で迎えることができました👏
明日の3月28日(土)、4月3日(金)と4月4日(土)もライトアップします!
詳細や開花状況は、秩父観光なびをご覧ください。https://t.co/mK3D1kjeBy pic.twitter.com/OnKN8x1DTQ
清雲寺の桜まつり期間中、境内への車の乗り入れはできません。
周辺に点在する民間の臨時駐車場を利用することになります。料金は普通車1回500円が目安です。
駐車場はお寺の周辺に複数ありますが、当然ながらお寺に近い場所から埋まっていきます。週末や見頃のピーク時は、近場の駐車場に入るだけで30分以上待ったというケースも。
少し遠めの駐車場であれば待たずに停められることも多く、そこからお寺まで歩いても5〜10分程度です。近い場所にこだわって長時間列に並ぶより、結果的に早く境内に着けることもあります。
また、交通規制エリア内であっても地元住民の車は通行します。道幅が狭い箇所もあるため、駐車場までの移動中は歩行者や対向車に十分注意してください。
訪問タイミングとしては、平日をおすすめします。
週末は駐車場待ちだけでなく、周辺道路の渋滞も発生しやすくなります。
平日であれば待ち時間なしで停められるケースが多く、境内もゆっくり鑑賞できます。
どうしても週末しか行けない場合は、開門直後の早い時間の方が比較的スムーズと思われます。
秩父荒川清雲寺への行き方|車・電車でのアクセス
車の場合は、関越自動車道花園インターチェンジで降り、国道140号を山梨方面へ約32km進みます。有料道路利用で所要時間は約50分です。
沿道に案内看板が出ているため迷わず到着できますが、まつり期間中は渋滞が発生しやすいため注意が必要です。
電車で行く場合は、秩父鉄道の武州中川駅が最寄り駅です。
武州中川駅へは東武東上線寄居駅や、西武秩父線西武秩父駅から秩父鉄道に乗り換えてアクセスできます。
駅から清雲寺までは徒歩約15分。道は基本的に平坦なので、特別体力に自信がなくても問題なく歩けます。
バスやタクシーは期待しないほうがよく、駅からは徒歩が前提になります。時間には少し余裕を持って出発しておくと安心ですね。
ひとつ注意しておきたいのが、駅からお寺までの道中にカフェや飲食店がほとんどないという点です。
コンビニやスーパーは駅周辺にあるので、飲み物は駅を出る前に調達しておくのがおすすめです。
桜の季節は花見客で混雑するため、現地に着いてから買い出しに戻るのはなかなか手間になります。
◇秩父荒川清雲寺の基本情報◇
| 住所 | 埼玉県秩父市荒川上田野690 |
| アクセス | (電車) 秩父鉄道 武州中川駅下車、徒歩約15分 (車) 関越自動車道 花園ICより国道140号を山梨方面へ約32km |
| 駐車場 | 民間臨時駐車場(普通車500円) ※約400台 |
秩父荒川清雲寺しだれ桜まつり2026の開催は?見ごろはいつ?
2026年のしだれ桜まつりは3月26日(木)から4月12日(日)まで、清雲寺境内特設会場で開催されます。
入場料は無料で、期間中は誰でも自由に境内に入って桜を楽しむことができます。

ただし開花状況や天候によって日程が変更・中止になる場合があるため、訪れる前に最新情報を確認しておくと安心です。
まつり期間中は境内に出店が並び、焼き饅頭などの軽食も楽しめます。
毎年まつりの開幕日にあわせて瑞宝太鼓のシーズンオープンイベントが行われます。
瑞宝太鼓は障がいのある方々で構成されたプロの和太鼓集団で、総理官邸での演奏経験を持ち年間100回以上の公演を国内外でこなしています。
しだれ桜の見頃は例年3月下旬から4月中旬にかけてです。
最初に咲くエドヒガン桜は3月下旬から4月上旬が見頃で、その後を追うように秩父紅しだれ桜が4月上旬から中旬頃に見頃を迎えます。
2種類の桜の開花時期が1週間前後ずれることで、まつり期間を通じて境内のどこかで桜を楽しめる状況が続きます。
その年の気候によって見頃は大きく前後することがあるため、週末に合わせて訪れる場合は直前まで開花状況をチェックしておくことをおすすめします。
2026年秩父荒川清雲寺しだれ桜のライトアップについて
清雲寺のしだれ桜まつりでは、まつり期間中に4日間限定で春の特別ライトアップが開催されます。
2026年の実施日は3月27日(金)・3月28日(土)・4月3日(金)・4月4日(土)の4日間。各日とも18:00から20:00までの2時間です。

このライトアップの特徴は、和傘を使った演出にあります。
色とりどりの和傘が境内に配置され、ライトに照らされたしだれ桜と組み合わさることで、昼間とはまったく異なる空間となります。
樹齢約600年のエドヒガン桜が夜空のもとで照らし出される光景は、昼間の明るい桜色とは対照的な、静けさと幻想感のある景色です。
ただし、天候や開花状況によって和傘を使用しない場合があること、また日程が変更・中止になる可能性もあります。
また、清雲寺のしだれ桜ライトアップと同じ時期に、近隣の浦山ダムでもライトアップが実施されます。2026年は3月28日から30日、4月4日から6日の予定。
両方を合わせて楽しむ夜の観光プランも、秩父ならではの過ごし方としておすすめです。
埼玉県秩父市荒川にある清雲寺のしだれ桜、早咲きは葉桜で今年は見ごろが終わりました。
— shibazakurac (@ShibazakuraC) April 13, 2024
4月5日(金)のライトアップの写真です。 pic.twitter.com/SCioQ9xP3l
秩父市荒川にある「清雲寺」のしだれ桜のライトアップを見に行って来ました🌸昼間のしだれ桜もキレイですが夜のライトアップされたしだれ桜は幻想的で素敵でした😊#埼玉県#秩父#小鹿野町#清雲寺#清雲寺のしだれ桜#しだれ桜#樹齢600年#ライトアップ#桜#夜桜 pic.twitter.com/tiTnrBUsS9
— 山里バンビ (@yamazato_banbi) April 6, 2024
秩父荒川清雲寺のしだれ桜とは?見どころと魅力
埼玉県秩父市荒川上田野にある清雲寺(正式名称岩松山清雲寺)は、若御子山のふもとに建つ室町時代創建の臨済宗建長寺派の寺院です。
毎年春になると境内に咲き誇るしだれ桜を目当てに、県内外から多くの人が足を運ぶ秩父を代表するお花見スポットとなっています。
清雲寺の最大の見どころは、1446年の創建時に開山した楳峯香禅師(ばいほうきょうぜんじ)が植えたと伝えられる、樹齢約600年のエドヒガン桜。
樹高15m、枝張り10数m、目通り2.72m、根回り4.25mという堂々とした巨木で、昭和7年には埼玉県の天然記念物に指定されています。
室町時代から秩父の地で生き続けてきたこの大木が満開を迎えると、薄桃色の花が空から降り注ぐような圧倒的な景観が広がります。
境内には、このエドヒガン桜をはじめ、秩父紅しだれ桜も含め、大小合わせて約30本の桜が植えられています。
しかもそのすべてがしだれ桜という点が非常に珍しく、これほど多くのしだれ桜が一か所に集中している場所は全国的にも類を見ません。
また、エドヒガン桜と秩父紅しだれ桜では開花時期が1週間ほどずれるため、3月下旬から4月中旬頃まで比較的長い期間にわたって桜を楽しめるのも清雲寺ならではの魅力です。
早咲きのエドヒガン桜が散るころにベニシダレ桜が見頃を迎え、境内が今度は濃いピンク色に染まります。
まつり期間中の4日間限定で行われる春の特別ライトアップも、大きな見どころのひとつです。
清雲寺周辺のしだれ桜スポット
清雲寺がある荒川上田野地区には、しだれ桜の名所が徒歩圏内に複数あります。3か所合わせても距離は約2kmほどで、清雲寺とあわせて桜を眺めながら田園風景の中をのんびり散策できます。
秩父札所第29番 長泉院|よみがえりの一本桜
長泉院は清雲寺から徒歩約10分の場所にある秩父札所29番の寺院です。
参道入口に立つしだれ桜は、よみがえりの一本桜と呼ばれ、清雲寺の樹齢600年のしだれ桜から分かれたものと伝えられています。
近くの杉が成長して日光を遮り、一時は花を咲かせなくなりました。その後、浦山ダムの建設工事で杉が伐採され、再び花を咲かせるようになったことからその名がついています。
花期は3月下旬から4月上旬と清雲寺とほぼ同時期のため、清雲寺とセットで立ち寄れる点も魅力です。
境内には枯山水の庭園が広がり、ソメイヨシノや紅しだれ桜も楽しめます。
観音堂内には葛飾北斎が1811年に描いた桜花の板絵額が寺宝として掲げられており、桜以外の見どころも豊富です。駐車場は約10台分あります。
- 住所:埼玉県秩父市上田野557
- 電車:秩父鉄道 武州中川駅下車、徒歩約20分
- 車:関越道 花園ICより国道140号を山梨方面へ約32km
- 駐車場:あり(約10台)
- 清雲寺からの距離:徒歩約10分
昌福寺|遅咲きの穴場スポット
昌福寺は清雲寺から約1.8km離れた場所にあり、清雲寺から里道を歩いて約20分の距離です。
境内には10本ほどの桜があり、そのうち半分がしだれ桜です。清雲寺より標高が約20m高く山の斜面に建っているため、開花時期が清雲寺より5日ほど遅れます。
花期は4月上旬から中旬頃で、清雲寺や長泉院の桜が散った後にも桜を楽しめるスポットとして地元で親しまれています。
清雲寺の混雑が落ち着いた時期にゆっくりと桜を楽しめる穴場で、山の斜面から見渡す田園風景の眺めも抜群です。
清雲寺とは異なる静かな雰囲気の中で桜を味わえます。なお昌福寺に駐車場はないため、清雲寺に車を停めて徒歩で向かうのがおすすめです。
- 住所:埼玉県秩父市荒川上田野1926
- 電車:秩父鉄道 武州中川駅下車、徒歩約15分
- 車:関越道 花園ICより国道140号を山梨方面へ約33km
- 駐車場:なし
- 清雲寺からの距離:徒歩約20分
参拝時の注意点とマナーについて
清雲寺はあくまでもお寺です。桜まつりの期間中は多くの人が訪れますが、花見を楽しむ場所というより、参拝の場であることを忘れないようにしたいところです。
にぎやかな気持ちで来るのは当然ですが、境内では静かに過ごすことを心がけてください。
混雑時は人の流れに乗りながら鑑賞することになるため、立ち止まって写真を撮る際は後ろへの配慮も必要です。御朱印を希望する場合は待ち時間が発生することもあるので、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。
また、駐車場からお寺までの道中も含めて、歩きながらの喫煙は周囲への迷惑になります。参拝者が多い時期は特に気をつけたい点です。
交通規制エリア内でも地元の方の車は通行しています。道幅が狭い場所もあるので、歩く際は車の往来にも注意してください。
せっかくの美しい桜を、お互いが気持ちよく楽しめるよう、基本的なマナーを守って訪問しましょう。
長瀞桜まつりのスポットまとめました

秩父荒川清雲寺のしだれ桜まつり|2026年の見頃や駐車場・混雑時の歩き方まとめ
秩父荒川の清雲寺しだれ桜は、樹齢約600年の大木をはじめ約30本すべてがしだれ桜という唯一無二の桜スポットです。
2種類の桜の開花時期がずれるため長く楽しめ、4日間限定の和傘ライトアップも見逃せません。
まつり期間中は混雑が予想されるため、早めの時間帯か電車でのアクセスがおすすめです。
訪問前には開花状況や日程変更の確認を忘れずに。清雲寺とあわせて、長泉院・昌福寺のしだれ桜も楽しめます。



